2016年12月26日
Published in Scientific Reports
アモルファス合金がワイヤー形状になるか粉末形状になるか、その境界が単一のパラメーターによって決まることが、数理解析により明らかになった
Published in Advanced Materials
ナノ多孔質グラフェンをイオン液体で満たすことによって、非常に優れた応答性を示すトランジスタを作製できる
Published in Energy & Environmental Science
合金化効果を利用することにより、水からクリーンな水素燃料を発生させる安価な方法が開発された
2016年11月28日
Published in Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America
炭素原子でできたナノスケールの輪で、カーボンナノチューブの部分構造をつくる方法が明らかになりそうだ
紫外光を用いて高品質結晶を調べることで、磁性半導体の強磁性の仕組みが明らかになり、スピン偏極電子を利用した低エネルギー記憶素子が実現する可能性が出てきた
2016年10月31日
Published in Nature Communications
金属ガラスの緩和時の構造変化を直接裏付ける証拠が得られたことで、超高靭性合金の商業化が進むと期待される
Published in Soft Matter
ブロック共重合体の相分離構造を正確に予測できるモデルは、構造をデザインできるポリマーナノ粒子の開発に応用できるかもしれない
2016年09月26日
Published in Proceedings of the National Academy of Sciences USA
数学的手法によりガラスのマルチスケール秩序の解明に貢献
Published in Small
大容量でより安全な二次電池の設計のカギは、ドーナツ型の新物質にあった
2016年08月29日
新しい強力な回折法によって、リチウムイオン二次電池の電極材料として有望なアモルファス一酸化シリコンのナノスケール構造が明らかになった
2016年07月25日
Published in ACS NANO
2層のグラフェン薄膜の間にカルシウム原子を挿入することによって、電子が抵抗ゼロで流れる超伝導が発現した
Published in Chemical Science
有機発光ダイオード(OLED)は多層型が一般的だが、多機能の大環状有機分子を用いることで、効率を犠牲にせずに単層化することができる
2016年06月27日
ナノ多孔質金の原子マップと触媒作用の比較から、表面欠陥が重要な触媒反応サイトになることが明らかになった
2016年05月30日
Published in ACS Nano
銅基板上で極細のグラフェンリボンを成長させることにより、「奇跡の材料」と呼ばれるグラフェンの応用範囲を広げられるかもしれない
多結晶材料の粒界の原子構造を操作することによって、物理特性の制御が期待できる
2016年04月25日
Published in Physical Review Letters
タングステンの表面に成長させた鉄原子層のスピンを利用することによって、質量ゼロの電子に質量を持たせることができる
2016年03月28日
低温域で高い酸素吸蔵放出能を示す酸化セリウムナノロッド材料が、簡単な処理で作製された
Published in Advanced Energy Materials
三次元構造をもつナノ多孔質グラフェンをリチウム空気電池の正極に使用することによって、従来のリチウムイオン電池の100倍の電気容量が実現可能になる
2016年02月29日
Published in Advanced Functional Materials
マイクロスキャナーの可動構造のシリコン部品を金属ガラスで置き換えることにより、高い回転性能と低消費電力のMEMSデバイスが可能になった
2016年01月25日
Published in Nano Letters
原子レベルの精度で相変態を誘発し、従来のリソグラフィー法よりもサイズの小さい高密度「ナノピラー」構造を形成することができた
強磁性半導体に電圧を印加することにより磁気的性質を制御できることが明らかになり、スピントロニクスデバイスの改良につながるものと期待される
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