Tomasz Dietl教授、東北大学国際功労賞・特別賞受賞

2025年07月28日

Tomasz Dietl教授が、2025年「東北大学国際功労賞・特別賞」を受賞しました。

この表彰は、海外で活躍する本学にゆかりのある者の中で、学問・文化・社会活動等で顕著な業績を上げた者に対しその功績を称えるものです。

Dietl教授はポーランド科学アカデミー物理学研究所のご所属で、2012年から2023年までAIMRの海外PIを務めていただきました。本学が世界的に高い評価を受けているスピントロニクス分野において、Dietl教授は先駆的な理論研究を通じて顕著な学術貢献を果たしてこられました。特に、2000年にScience誌に掲載された論文は、非常に多くの被引用数(2025年7月24日時点で7,500回以上、Web of Science調べ)を記録しています。本学におけるスピントロニクス研究の発展を理論的な側面から支えるとともに、その過程で教育・人材育成にも多大な貢献をされたことが評価され、今回の受賞につながりました。

授賞式は10月11日に東北大学百周年記念会館(川内萩ホール)で開催される、東北大学118周年ホームカミングデーの一環として行われる予定です。

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