トップマネージメント

AIMRでは、臨機応変で迅速な意思決定ができるよう、教授会のような合議制による意思決定機関は設置せず、所長によるトップダウン型の運営を行っています。AIMRが世界最高峰の材料科学研究所として発展するよう、所長、事務部門長、5研究グループリーダーからなる運営会議で意見交換を行い、適切な判断を下しています。そして、研究所全体への所長の意思の徹底と情報交換を図るため、上記の運営会議、PI(主任研究者)連絡会議、助教以上から構成される月例スタッフミーティングを開催し、決定事項を直ちに研究所全体に反映できるようにしています。

所長

小谷元子
東北大学AIMR・大学院理学研究科教授

小谷元子教授は、数学を専門分野とし、2005年に「離散幾何学解析学による結晶格子の研究」によって第25回猿橋賞を受賞するなど、顕著な研究成果を有するとともに、科学技術振興機構(JST)の戦略的創造推進事業(CREST)「離散幾何学から提案する新物質創成と物性発現の解明」(2008年~2014年)の研究代表者として、数学と物質・材料科学の連携を精力的に推進してきています。

また、多くの短期・中期海外研究歴があり国際的感覚も兼ね備え、東北大学総長特任補佐(2006年~2013年)として大学運営にも関わるなど、管理運営の経験も十分に有しており、日本学術会議連携会員、同数理科学委員会委員、日本数学会理事などを歴任し、日本全体の数学振興にも貢献してきております。

AIMRでは、2011年3月より副機構長となり、2012年4月に機構長に就任いたしました。そして、数学ユニットの主任研究者であるとともに、これまでの研究実績を活かし、材料科学研究の推進を強力に推し進め、数学と材料科学との橋渡しの役割を果たしつつ、新たに研究所となった組織の管理・運営を指揮しています。

事務部門長

塚田 捷
東北大学特任教授

塚田 捷特任教授は物性物理学、表面科学理論を専門とする理論物理学者(東京大学名誉教授)で、東京大学教授、早稲田大学客員教授等を経て、2007年東北大学WPI-AIMR発足当初より主任研究者として参画し、平成24年4月1日から事務部門長を務めています。

塚田 捷特任教授は、これまで第一線の研究を継続するとともに、融合研究推進のためAnnual Workshop、Joint Seminarの企画運営、学術広報誌WPI-AIMR NEWSの編集を行い、専門的知見に基づいた行政的手腕を発揮してきました。また、複数の海外研究機関滞在経験によってすぐれた国際感覚をもち、材料科学と深い関係を有する理論研究者の視点を活かして数学-材料科学連携を推進するための研究支援体制、事務組織強化を進め、所長をバックアップしています。

運営を支える2名の副事務部門長

AIMRでは、研究者が円滑に研究を遂行できる環境を整えるため、事務部門長を支える2名の副事務部門長を配置し、それぞれ総務担当(会計業務・人事業務・研究支援等)と研究担当(研究コーディネーション、研究成果の広報、研究集会の支援等)として事務部門を統括し、積極的な研究展開や研究成果の円滑な発信等を研究者と一体となって企画立案できる体制を整えています。

副事務部門長(総務担当)

佐藤 伸一

佐藤伸一副事務部門長は、1985年の東北大学入庁以来、同大附属病院、本部経理部、金属材料研究所、本部学生部、本部施設部等での勤務を経て、2011年10月から現職を務めています。2名いる副事務部門長のうちの総務担当として、AIMR、及び東北大学の国際的プレゼンスの更なる向上と研究支援体制の強化を図るため、研究環境整備とシステムリフォームに日々取り組んでいます。

佐藤副事務部門長は、これまで大学内の各部署にて、電算システムの管理、教職員や留学生の福利厚生、大学全体の調達契約や財産管理・キャンパス整備等、幅広い業務を経験し、庶務・経理・用度業務のすべてを見渡せる見識を身につけています。この経験を活かし、事務部門長を支えるとともに、学内外の関係機関とのパイプ役を担っています。

副事務部門長(研究担当)

池田 進
准教授

AIMRでは副事務部門長を二人置いており、池田進副事務部門長(准教授)は研究に直接関係する諸事を担当しています。AIMRが研究所全体として結束し、WPIプログラムのミッションである「世界最高レベルの研究水準」と「融合領域の創出」を実現していくためには、研究者を支援する事務部門にも研究内容の詳細を把握している研究者が常駐していることが理想と考えられます。

池田准教授は地球惑星物質科学(鉱物・岩石)、セメント化学、表面科学(薄膜成長・電子状態)、有機半導体、電子デバイスなどの様々な分野での研究経験を活かし、異分野の融合、AIMRが目指している数学的視点を導入した新しい材料科学の創出など、AIMRにおける学問的発展を事務部門からサポートすべく、研究者とともに議論しながら支援業務を進めています。研究支援センターの共通機器ユニットの設立にも携わっています。