研究戦略プラン

4つの材料研究グループに加え数学連携グループを設置することで、融合研究を推進し、革新的な機能性材料の創製を目指します。

研究グループ

AIMRは、以下の5つの研究グループから構成されています。

  • 材料物理グループ(リーダー:谷垣 勝己)
  • 非平衡材料グループ(リーダー:陳 明偉)
  • ソフトマテリアルグループ(リーダー:阿尻 雅文)
  • デバイス・システムグループ(リーダー:折茂 慎一)
  • 数学連携グループ(リーダー:水藤 寛)

融合研究の推進

具体的な研究の手法としては、斬新な原子分子制御法により、物理学、化学、材料科学、電気工学及び精密・機械工学を包含する研究を推進し、革新的で有用な機能を持つ新しい材料や化合物を創製することを目指しています。特に、以下の3つを目標としています。

  • 異種材料間、階層を超えた材料間に共通の「構造と機能発現」の原理を解明し、それに基づく革新的機能をもった高度実用的材料を創出する。
  • 材料科学の新たな学理の確立と、それに基づく、新規機能、新規材料の「予見」を行う基盤を形成する。
  • 上記2つの目標を達成することにより、「創エネルギー」「省エネルギー」「環境浄化」に貢献するグリーンマテリアルを創製する。

AIMRの研究分野は、東北大学で伝統的に強い物理学、世界をリードする非平衡材料研究、社会貢献で実績のあるデバイス・システム構築から成り、さらに、材料研究においてソフトマテリアルの重要性が増していることに注目し、化学とバイオ工学を基盤とするソフトマテリアル分野の強化に重点的に取り組んでいます。

前述の研究グループは、共同で研究を遂行しており、融合研究によるブレイクスルーを目指しています。もちろん、それぞれのグループ固有の領域あるいは研究分野において研究を深め、先端的な業績を上げることは重要ですが、異分野融合から、全く新しい現象の発見や独創的アイディアの創造が頻繁に引き起こされています。

一方、異種材料の新規材料創製研究における機能発現や構造形成のメカニズムを解明するための取り組みにより、今まで以上に、異種材料間に共通の原理や構造・機能・階層相関の解明に焦点を当てていきます。この目標を達成するために、「数学」の視点を導入し、材料種、階層を超えた原理の抽出、共通する数理の解明を行い、「数学的視点を加えた材料科学研究」の新しい道筋をつくります。

AIMRにおける研究プロジェクトは、融合研究を基本戦略とし遂行されています。