西浦教授登壇「数学が拓く物質科学の地平」@北大

2014年06月27日

西浦廉政教授が、7月3日に北海道大学で開催される講演会「数学が拓く物質科学の地平 俯瞰力とブレークスルー」に登壇します。

2013年度に北海道大学でスタートした「物質科学フロンティアを開拓するAmbitiousリーダー育成プログラム」は、大学院での専門教育の深化のほかに、数理連携教育と科学技術コミュニケーション教育へ取り組むのが特徴です。西浦教授は、AIMRを中心とした東北大の数理連携研究の成果を紹介する予定です。また数学の専門家である北大の総長が、独自の新たな5ヶ年度一貫型の博士課程教育への決意を語ります。

フロンティア物質科学 特別講演会
「数学が拓く物質科学の地平 俯瞰力とブレークスルー」

日時

2014年7月3日(木)16:00~18:00(開場 15:30)

会場

北海道大学学術交流会館 大講堂
(札幌市北区北8西5)札幌駅北口より徒歩10分

対象

広く一般からご参加いただけます。
数学教育、物質科学教育、大学院教育、多分野連携教育にご関心がある方の参加を歓迎します。

参加費

入場無料、当日先着順

プログラム

紹介「物質科学フロンティアを開拓する大学院教育」
石森浩一郎(北海道大学大学院 理学研究院副研究院長・教授/物質科学フロンティアを開拓するAmbitiousリーダー育成プログラム・コーディネーター)

講演「数学の力、物質科学の力〜Ambitiousリーダーシップが目指す数理連携〜」
山口佳三(北海道大学 総長)

リーダーに必要なのはAmbitionやリーダーシップだけではありません。最先端をいく圧倒的な専門力と、異分野を理解する俯瞰力もいるのです。他の分野を広く俯瞰し自分の分野と融合させるには、数学の力が役立ちます。数学の抽象化とモデル化の力が物質科学に変革をもたらすのです。数学を学び研究する意義を考えます。

講演「数理がつなぐ知〜ミクロの物質から社会まで〜」
西浦廉政(東北大学 原子分子材料科学高等研究機構 教授)

細分化された知をどう組み合わせ統合するかは、現代科学の大きな課題です。環境、エネルギー、材料、食料、経済など、一筋縄ではいかないテーマばかりで す。最先端の知をつなぎ、より広い視点での包括的な解決をめざす上で、数理科学は大きな役割を果たします。いくつかの具体例から、将来に向けての可能性を 考えましょう。

登壇者3名による対話「数学が拓く物質科学の地平」
司会:津田一郎(北海道大学 数学連携研究センター長・教授)

主催

北海道大学 物質科学フロンティアを開拓するAmbitiousリーダー育成プログラム

共催

北海道大学 数学連携研究センター

オフィシャルサイト

北海道大学 物質科学フロンティアを開拓するAmbitiousリーダー育成プログラム(新しいタブで開きます)

問い合わせ先

東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR) 広報・アウトリーチオフィス

TEL : 022-217-6146
E-MAIL : outreach@wpi-aimr.tohoku.ac.jp