中学生職場体験受入のご報告
11月10日（月）～14日（金）までの5日間、仙台市教育委員会主催の中学生職場体験事業の一環として、富沢中学校から中学2年生3名がAIMRを訪れ、広報誌「AIMR Magazine」作成業務の体験を行いました。
研究者へのインタビュー
初日、３名はキャンパスツアーや広報担当者のレクチャーを通じて、東北大学やAIMRの概要を学び、そして2日目以降は記事作成のため、仙台市内の高校を卒業したAIMRの研究者3名にインタビューを行いました。編集会議を行い、準備万端で研究者と対面しましたが、滅多に話す機会のない相手とあって初めは緊張している様子でした。しかし、話しているうちに徐々に打ち解け、中学生ならではの質問に研究者が返答に窮する場面も見られました。研究者はときに戸惑いながらもすべての質問に真摯に回答していました。
編集作業の様子
その後、インタビュー内容をもとに原稿を作成しているときには、読みやすい文章を決められた文字数で書くことに苦労し「仕事をする大人の気持ちが分かった」という言葉が飛び出すなど、働くことの大変さを感じつつも、研究者の想いを読者に伝えるべく、一生懸命原稿用紙と向き合っていました。
最後に感想を聞いたところ、「自分では分かりやすい文章だと思っていても、他者が読むと説明が不足していた。客観的な視点の重要さが分かった」、「研究者に実際に話を聞けたことで、将来研究者になりたいという気持ちがより明確になった」など、参加した3名それぞれに実り多い体験になったようです。
生徒の皆さんが作成した記事は、2015年1月初旬発行予定のAIMR Magazine Vol.6に掲載予定です。いつもとは一味違ったAIMR Magazineをぜひご期待ください。
問い合わせ先
中道康文、皆川麻利江
東北大学原子分子材料科学高等研究機構（AIMR） 広報・アウトリーチオフィス
| 住所 : | 〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1 |
|---|---|
| TEL : | 022-217-6146 |
| FAX : | 022-217-5129 |
| E-MAIL : | outreach@wpi-aimr.tohoku.ac.jp |