Hyoung Seop Kim教授、韓国金属材料学会の第56代会長に選出

2025年11月04日

AIMR主任研究者のHyoung Seop Kim教授(韓国 浦項工科大学校(POSTECH)教授 兼任)が、韓国金属材料学会(Korean Institute of Metals and Materials, KIM)の第56代会長に選出されました。

KIMは1946年に設立され、約20,000人の会員が活動する韓国最大規模の金属・素材分野学会です。春と秋に開催される学会では毎年2,000件を超える研究発表が行われる等、韓国の素材産業発展の中核的役割を担っています。

Kim教授は、POSTECHで産学協力団長や研究開発戦略政策研究所長を務めるなど、研究および大学運営の両面でリーダーシップを発揮してこられました。また、学術誌 Metals and Materials International の編集長として、同誌を世界的なQ1級国際ジャーナルへと発展させるなど、韓国の素材研究の国際的地位向上に大きく貢献しています。

このたびKim教授は、約300人の役員による投票の結果、第56代会長に選出されました。任期は2026年1月から1年間です。2026年は学会創立80周年を迎える節目の年であり、Kim教授には、次世代研究者の成長をリードする国際交流拡大や、選挙スローガンで掲げた産学連携の強化が期待されています。

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