一杉准教授 ゴットフリード・ワグネル賞秀賞を受賞

2013年06月19日

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一杉太郎准教授が、第5回ドイツ・イノベーション・アワード「ゴットフリード・ワグネル賞2013」の秀賞を受賞しました。

本賞は、優れた日本の若手研究者の支援と日独間の産学連携を促進することを目的として、技術革新を重視するドイツ企業により創設されました。一杉准教授は、希少資源のインジウムを使用しない透明導電体である「二酸化チタン透明導電体の開発」に関する研究成果が評価されての受賞となります。

受賞対象の研究について一杉准教授は、「環境に優しいデバイスの高効率化を実現するもので、持続的発展が重視された社会において非常に大きな役割を果たすでしょう」と語っています。一杉准教授は現在、二酸化チタン透明導電体の高い屈折率という特性を活用して、高効率青色発光ダイオードや太陽電池を試作し検証を進めています。

授賞式は6月18日、東京のドイツ連邦共和国大使公邸にて行われました。

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