センターの取り組み
水素科学やそれに関係するGX関連研究において、以下を目指します:
- 国内外のトップ研究者との連携
- 研究(および研究インフラ)ネットワークの強化
- 産業界との包括的な連携体制の構築
センター設置の背景
世界的にグリーン転換(GX)の重要性が指摘されるなか、先行して進められている水素の有効利用に向けた技術開発のみならず、それを強力に先導する「水素に関連する基礎科学(以下、水素科学)」の視点での学理構築も今後いっそう重要になります。最近の文部科学省からの提言(2022年6月24日 研究開発局環境エネルギー課)においても、「水素は極めて多様な性質を有し、未知な部分も多く、アカデミアによる学理追求と人材育成を通じて、水素技術を強化することが急務」など、この分野でのサイエンスの重要性が明記されています。そこで、材料科学・数理科学を含む総合的な基礎研究力を水素科学や次世代創蓄電デバイスなどのGX関連研究に展開するとともに、国内外の研究機関や産業界との連携を強化するために、2022年10月1日に本センターを設置しました。