ピタゴラスイッチ -その1-

ピタゴラスイッチとルーフ・ゴールドバーグマシーン

黒玉軍団に捕らわれたビー玉兄弟を救出する仕掛けは何度見ても面白い.007 の映画に近いワクワク感がある.気になる方はNHKの「ピタゴラスイッチ」をご覧下さい.気に入っているのは,使っている紅茶の缶やラベルの破片などに作成者の日常の好みが反映しており,同じものが好みなのかな,など別の想像をして楽しむことができる点である.精巧な部品をほとんど使わず周りのものをそれとなく活躍させているのが親しみをわかせる.むろん多くの trial and error を繰り返されているのであろうが,実はそれを大いに楽しんでやっているのではと想像する.

手の込んだからくりを組んだ連鎖型の仕掛けはルーフ・ゴールドバーグマシーンと呼ばれるようであるが,それはあることがらのメタファーとして結構面白いのではないかと考えている.それについてはまた後日書いてみたいと思う.

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