応用研究
高分子・金属・ガラス材料の破壊や劣化の予兆検出（SIP「革新的構造材料」）
内閣府・JSTのSIPプロジェクトに数学グループ（東北大WPI-AIMR）として参加しています．材料の破壊や劣化は，航空機材料の開発などで特に重要になってくる現象です．原子間力顕微鏡，蛍光X線ホログラフィー，電子顕微鏡などにより測定される実験データに，位相的データ解析を適用することで，破壊や劣化の予兆を検出する数理的手法を開発しています．
文献T. Ichinomiya, I. Obayashi, and Y. Hiraoka. Persistent homology analysis of craze formation. Physical Review E 95, 012504 (2017).