研究内容|阿尻研究室|東北大学 WPI-AIMR 原子分子材料科学高等研究機構ソフトマテリアルグループ多元物質科学研究所プロセスシステム工学研究部門 超臨界ナノ工学研究分野

研究内容

超臨界水熱合成の応用にむけた基盤の確立

超臨界水中での反応により,分子と同じように相互作用を制御できるハイブリッドナノ粒子を創製できました。
多くの企業がそれを応用した材料開発を進めています。その技術開発の基盤が必要です。
分子のようにふるまうナノ粒子の熱力学は新たな研究分野と考え,新しい科学と工学基盤の開拓に挑戦しています。
中性子線を用いた流通系のオンライン計測にも取り組んでいます。
実社会で広く活用するために,当研究室では実験室スケールの流通装置から企業と共同開発した年間tonオーダー以上での生産が可能な設備を所有しています。
また多種類のナノ粒子を,原子・イオンと同じように扱い,設計通りに結晶化(露出面・構造制御)させる技術を開発しています。