AIMR、国立交通大学とジョイントワークショップを開催

2014年10月09日

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東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)は、2014年9月22日から23日にかけて、台湾国立交通大学(NCTU)と合同でワークショップを開催しました。

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基調講演を行う小谷機構長

台湾の新竹市にある国立交通大学で行われた本ワークショップは、AIMR主任研究者の寒川誠二教授とNCTUのYiming Li教授が10年に渡って行ってきた共同研究をベースに、ナノ材料、ナノデバイスと数学との融合研究を両大学の間で広く推進するために企画されました。AIMRとNCTUより各分野の一線で活躍する研究者が講演者として招かれ、AIMRからは小谷機構長、寒川教授をはじめ12名の研究者が発表を行い、それぞれの最新の研究成果や、数学との融合研究について活発な議論が行われました。

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Simon M. Sze博士の基調講演

ワークショップは、200名を超す聴衆が見守る中、議長であるChun-Yen Chang教授による開会の挨拶で幕を開け、続いて小谷元子 AIMR機構長とNCTU名誉教授であるSimon M. Sze博士による基調講演が行われました。小谷機構長は講演の中で、AIMRは数学と材料科学の連携によって既にいくつもの研究成果をあげていることに触れつつ、「今回のワークショップをきっかけにNCTUとの交流が活性化され、数学—材料科学の連携による新しい研究が促進されることを期待する」と述べました。

続いてナノデバイスと数学—材料連携に関して3つのセッションが開かれ、デバイス・システムグループの大野武雄准教授、数学ユニットの義永那津人助教やインターフェースユニットの中島千尋助教はじめAIMRとNCTUから合わせて11名が口頭発表を行いました。

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講演を行う寒川教授

ワークショップ2日目午前中には、Chun-Yen Chang教授と寒川教授による基調講演が行われました。日本と台湾の間で半導体研究に関する共同研究を今後ますます発展させたいというChang教授の講演をうけて、寒川教授よりは、半導体加工に関する最新技術が紹介され、今後訪れるサブ10nm時代を見据えた議論が行われました。その後、ナノデバイス、ナノ材料に関して、Nguyen Hung Kim助教や北條大介助教など9名の研究者が発表を行いました。

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Yan-Hwa Wu Lee学長(写真右)

また、ワークショップの合間をぬって、小谷機構長、寒川教授、西浦教授の3名は、NCTU学長であるYan-Hwa Wu Lee教授を表敬訪問しました。Lee学長は、本年5月に寒川教授がNCTUの客員教授に就任したことにふれつつ、「今後もますます、AIMRとNCTUが様々な分野での交流を深めていくことを願っています」と述べました。

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西浦教授の講演

ワークショップ最後のセッションでは、西浦廉政教授とWen-Wei Lin教授を話題提供者にパネルディスカッションが開催され、今後の数学—材料連携の可能性が活発に議論されるなど、ワークショップは盛況のうちに幕を閉じました。

ワークショップを終えて寒川教授は以下のように語りました。 「今回のワークショップは数学とナノデバイスの融合という大きなテーマでありましたが、大変有意義な議論ができ、また、東北大学と台湾交通大学の連携強化に大いに貢献できたと思います。今や台湾は半導体分野で世界をリードしており、東北大学の技術を世界に発信するためにも台湾交通大学との連携は極めて重要であります。」

講演の様子

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宇根本篤講師

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小林幹助教

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Daniel Packwood助教

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井上久美助教

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青木宣明助教

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肥後昭男助教

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