AIMRの求める人材

新しい材料科学の分野を切り開く人材を

事務部門長
塚田捷 特任教授より

AIMRでは、物理学、化学、材料科学、工学の融合のもとに、既成概念を凌駕した斬新な原子分子制御法により、1)既存の材料を上回る優れた機能を発現する新物質材料の創製、2)新物質と新原理に基づく革新的デバイスの構築、3)エネルギー資源、地球環境など社会還元を軸とする材料システムの構築を目指しています。2012年度よりは、数学との連携により新しい材料科学分野の創生に向けて、研究者、スタッフ一丸となった取り組みを行っております。このような理念に賛同し、積極的に他分野の研究者とコミュニケーションをとり、野心的な研究を推進できる方をAIMRでは歓迎いたします。

異なる分野にでも飛び込んでいける人材を

研究担当副事務部門長
池田進 准教授より

「誤って全く異なる分量で混ぜてしまった」、「○○の話を聞いた時、目から鱗が落ちる思いをし、自分の研究に当てはめてみた」、「逆転の発想でやってみた」…これらは、歴史的発見をした科学者がその発見の経緯を話すときによく口にする言葉です。新しい研究領域の芽生えは、普通なら手を出すことのない非日常的な部分に隠れていることを暗示しているように思います。とはいえ、人は皆、それぞれの分野に存在する先入観や固定観念から脱却することは難しく、常識的に失敗すると思われる研究に手を出すのもなかなかできることではありません。先入観や固定観念にとらわれない思考を働かせる一つの近道は、異なる分野の研究者との交流・議論にあるように思います。全く違う視点から各々の研究を眺め合うことで、分野内での議論では全く思い付かなかったような新しいアイデアが芽生えるに違いありません。互いの分野に深く飛び込み合うほどその効果は大きいでしょう(2原子が結合する際に、互いの原子軌道を相互作用させ、全く新しい、結合性軌道、反結合性軌道を生み出すような感じでしょうか)。特に数学者も合流した現在のAIMRは新発見の種子を沢山もった宝箱であると言えます。今、AIMRが求めている人材は、このような様々な分野の研究者が集まる環境に飛び込んで新しい科学を作ってみたいというチャレンジ精神をもった研究者です。