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東北大学原子分子材料科学高等研究機構

WPI材料物性棟1号館

(反応化学棟1号館)

2010年7月28日

幾原 雄一教授(PI)がフンボルト賞を受賞

  ドイツのアレキサンダー・フォン・フンボルト財団は、本年度のフンボルト賞を、東北大学WPI教授の幾原雄一氏(東京大学教授、JFCC主管研究員)に贈ることを発表した。同賞は、ドイツ政府の国際的学術活動機関であるアレキサンダー・フォン・フンボルト財団が創設した賞である。人文、社会、理、工、医、農学の各分野において、基本的な発見もしくは新しい理論によって後世に残る重要な業績を挙げ、今後も学問の最先端で活躍すると期待される国際的に著名な研究者に対して授与されるもので、幾原PIは材料科学分野おける日本人としては3人目の受賞者となった。

  授賞式は2011年3月24日−27日にドイツにおいて行われ、同6月にはドイツ大統領官邸ベルビュー宮殿で大統領主催のレセプションに参加する。

  今回の受賞の対象となった研究は、「材料界面の超微細構造と物性に関する研究」であり、材料科学の分野に大きなブレークスルーを与えたことが評価された。幾原PIは、最先端透過電子顕微鏡法を駆使し、セラミック材料の界面の原子・電子構造を解明するとともに、これらの超微細構造を制御した新しい機能材料を創出した。さらに同氏は、球面収差補正-走査透過電子顕微鏡法と第一原理計算を融合した新解析手法を開発し、これまで不明であった多くの材料現象を一気に解明することに成功した。

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